かくれ里

日曜日, 4月 07, 2013

野党各党の思惑


衆議院選から3ヶ月を過ぎて、自民党の安倍政権は順調な滑り出しをしているようだ。一方、野党は重要政策で内部対立が起こっている。参議院選の戦略でも各党の温度差が表面化している。
 
民主党は、改選期を迎える参議院議員を中心に「TTPには反対で臨むべきだ」との意見が増しているが、野田前首相のグループは推進すべきだとしているようだ。
 
日本維新の会では、衆院選挙制度改革の進め方で意見が分かれている。橋下氏は格差是正を一気に進める為「21増21減」に意欲的だが、現国会議員たちとは意見がくい違っている。
 
 みんなの党は、参議院選での連携で摩擦が起こっているようだ。渡辺代表は民主党との連携を模索しているが、維新との協力に積極的な江田幹事長との確執が表面化している。野党各党は参議院選で「自民・公明の過半数阻止」ということでは共有しているが、このような状態では自民党の思う壺の様である。