かくれ里

月曜日, 4月 08, 2013

レンゲ畑


30数年前、薬師寺近くのレンゲ畑で、小学生だった頃の娘の戯れる姿が思い浮かぶ。かって、レンゲ畑の赤紫色の絨毯は春の風物詩だった。この美しいレンゲ畑も、最近ではほとんど見かけなくなった。
 
稲刈り後にレンゲの種を蒔いておき、次の年に田んぼを掘り起こしてレンゲを肥料していた。稲作に欠かせない天然の肥料として広く利用されていたが、化学肥料の普及で消えてしまったのだ。
 
近年、有機農業への関心が高まるにつれて、レンゲの美しい絨毯を観光資源として、「村おこし」を始めようとしているところもあると聞く。
 
話がチョットそれるが、薬師寺の話題を書いていて「西ノ京界隈」が懐かしくなった。若いころはこの辺りを何度か歩いているが、長らくのご無沙汰だ。機会をつくって、西ノ京を歩いてみようかと考えているのだが。