かくれ里

火曜日, 4月 09, 2013

日本の放送衛星





1978年4月8日に初めての放送衛星「ゆり」がケネディー宇宙センターから高度36,000kmの静止軌道に打ち上げられた。
 
目的は、衛星放送システムの各種実験の為で、実用衛星通信システムを実現するための各種の通信実験を行った。その後、ゆり2号a、ゆり2号b、ゆり3号a、ゆり3号bの4機が種子島宇宙センターから打ち上げられて、衛星放送の本放送が始まった。
 
ゆりシリーズの衛星は、1998年11月をもって運用を終了した。放送衛星はBSAT-1aが1997年に打ち上げられた。翌年にはBSAT-1bも打ち上げられて8月から運用が開始した。その後4機が打ち上げられた。
 
 現在の衛星放送はすべてデジタル放送になったが、完全デジタルに移行するまではアナログとデジタルのサイマル放送をしていた。最近の放送はBS、CS共、殆どがハイビジョンで配信している。