かくれ里

土曜日, 5月 18, 2013

シルバー川柳




シルバーとは「老年世代」のことを指す。語源は鉄道のシルバーシートから来た和製英語だ。シルバー世代は多くの経験を積み、物事に熟達しているとされるが、加齢に伴い心身機能の衰えに悩むことも多い。
 
日本は今超高齢化社会だ。しかし若者よりむしろ元気だ。悩みや愚痴はあるけれど言いたいことが言える場所を作りたいとの思いから、社団法人 全国有料老人ホーム協会が2001年から川柳作品の公募を始めた。
 
『シルバー川柳』は、川柳作品の公募の名称で、その傑作選を集めた書籍が出版されていた。いつものようにアマゾンに発注したら即日届いた。中身は1頁1句ずつ紹介されていて読みやすい。さらっと目を通したがどの句もクスッと笑えるものばかりだ。
 
第1集と第2集合わせて買ったが、楽しみがまた一つ増えた。中身の一部を紹介しよう。 「LED 使い切るまで 無い寿命」 「3時間 待って病名 加齢です」 「起きたけど 寝るまでとくに 用もなし」 「万歩計 半分以上 探しもの」etc.面白いものばかりだ。