かくれ里

水曜日, 5月 08, 2013

ブータンに学ぶ







知人がブータンに行ってきたそうな。ブータンの国王夫妻が一昨年日本を訪問されたのをきっかけに「幸せの国」として一躍注目を集め、昨年一年間にブータンを訪れた観光客は日本人が一番多かったそうだ。
 
ブータンは、インドと中国に挟まれた人口70万人ほどの小国で、経済的には決して豊かではない。国王が強い指導力を発揮して独立を保っていて、特徴的な政策をとっている。
 
GNPは経済的な反映度を表す指標だが、この国ではGNH”(国民総幸福量)という概念で国の豊かさを測る物差しとしている。
 
小さい国だから出来る政策かもしれないが、いま各国で注目されている。日本では内閣府の主催で、地方自治体の代表が集まって会合を開き、ブータンの取り組みから積極的に学ぼうとしているようだ。