かくれ里

日曜日, 5月 19, 2013

アサキマダラ






渡りをする蝶としてよく知られている「アサギマダラ」は、春には北へ、秋には南へ向かって移動すると言うことで、愛好家の団体では翅に記した情報を基に渡りのルートを調べている。
 
17日には下関の市立公園「リフレッシュパーク豊浦」で、アサギマダラの放蝶式が行われた。施設で育ててきた蝶を一匹ずつ透明の袋に入れて、遠足で訪れた小学生たちに渡し、子供たちは合図とともに空に向かって放した。
 
アサギマダダラは結構よく見かける蝶だ。翅を左右に広げると十数センチ位で、黒っぽい地に薄い青の斑紋がある。僕も何度も見ている。
 
 東アジアなどに多く生息していて、海を越えて千キロ以上移動するそうだ。移動の研究は、捕獲した成虫の翅の半透明部分に、捕獲場所、年月日、連絡先などをマジックインキで記入し放蝶する。これまでに明らかになっていることは、一日当たり200km以上も移動する個体もあるようだ。