かくれ里

月曜日, 5月 20, 2013

明治維新






幕末の混乱期に、日本がアジアの他の国のように欧米各国の植民地にならなかったのは、日本人の教育水準が高かったからだと言われている。江戸末期、各地にあった寺小屋で幼少の頃より読み書きそろばんを習得していた。
 
今年の大河ドラマは「八重の桜」。昨日は戊辰戦争のきっかけとなった鳥羽伏見の戦いの場面だった。この戦争に勝って官軍となった薩長に、日和見していた諸藩が同調して戦い、徳川幕府は倒された。
 
明治になって近代化が始まった。この時代は若い人たちが活躍した。混乱の時代を生き抜いてきた人たちで、純粋に日本を思って活動している。彼らは外国を自分の眼で見て富国強兵に邁進した。
 
明治維新はこれらの人々だけの活躍で成し遂げられたものではない。混乱の中で打ちこわしや農村一機などが各地で起こった。これら民衆の動きがあったことも事実のようだ。こうして天皇を中心にした国家が誕生した。