ハイテク駐輪場
駅前などの放置自転車が社会問題になっている。各自治体では年間かなりの予算を計上しているようだ。東京の江戸川区では放置自転車をなくすために、機械式の立体駐輪場を作った。
この駐輪場の利用料は月額1800円で一般的な駐輪場と同程度だ。入出庫ブースの前にICタグのついた自転車をを置くと、機械が前輪の車軸をキャッチしてブース内に引き入れ、空いているラックに自動収納する。出庫はカードをかざすだけで自分の自転車が出てくる仕組みになっている。
出庫に要する時間は15秒ほどでかなり早い。この立体駐輪場は、地下に直径6.9m、深さ15mの大きな筒のような中に180台の自転車が収納できるラックがセットされてある。
江戸川区内には約1万台の放置自転車があったが、駐輪場の土地の確保がむつかしいためにこのような設備を36基作った。結果、放置自転車の数は激減したそうだ。ハイテクを駆使したこのような駐輪場が大阪にも出現するのだろうか。
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