かくれ里

木曜日, 5月 30, 2013

橋下発言の影響




従軍慰安婦などを巡る橋下徹氏の一連の発言で、市制に混乱を招いたとして、市長の問責決議案が提出されそうだ。全野党が賛成すると可決される。日本維新の会幹事長の松井大阪府知事は、こうなった場合には、出直し市長選の実施を示唆した。
 
しかし、今日になって、公明党市議団が問責決議案には反対する方針に転じたようだ。大阪維新の会と第2会派の公明党が反対に回ると問責決議案は否決される見通しだ。
 
橋下氏は、松井大阪府知事と共に6月10日~16日の日程でサンフランシスコやニューヨークなどを訪れる予定だったが、一連の発言批判で米国の関係者との面会が難しくなる中、混乱の回避を考えて訪米を中止した。
 
 訪問中止によるキャンセル料は最大で180万円になるが、大阪市が全額負担することになる。いずれにしても今回の騒動は、橋下氏ともあろうものが、とんだ失言をしたものだと思う。今夏の参議院選への影響も大きいだろう。