かくれ里

金曜日, 5月 31, 2013

南海トラフ巨大地震




国が発表した南海トラフ巨大地震の被害想定は東日本大震災と同規模に達し、東海から西日本の広い範囲に被害が及ぶ。最悪の場合32万人の死者が出て、経済的被害は169兆円に上ると発表した。
 
この対策を検討してきた政府の検討会が最終報告をまとめた。それによると予知と減災対策の具体化だが、南海トラフ巨大地震の震源域は駿河湾の周辺から九州の沖合まで広がっている。しかし、現在の科学では精度の高い予測は難しいと言っている。
 
減災対策については、東日本大震災の教訓を生かし、津波対策として防潮堤などの海岸保全施設の整備と、住民の避難を軸にした対策を組み合わせていくとしている。
 
東日本大震災で襲ってきたのは1000年に一度の大津波だったと言われているが、南海トラフ巨大地震でも30メートル以上の大津波が来たらとても逃げ切れない。その時はあきらめると言っている人がいるそうだが、近い将来、巨大地震が起きるのだろうか。