かくれ里

土曜日, 6月 01, 2013

衣替え




衣替えは、日本特有の習慣で6月と11月に行われることが多い。普通2週間ぐらいの移行期間があるようなので、今月の中ごろには夏服に着替えることになるのだろう。もちろん、衣替えするのは自由だが、学校などでは移行期間が終了すると強制的に着替えなければならない。
 
衣更えの習慣は平安時代の宮中行事から始まって、そのことを「更衣(こうい)」と呼んでいたそうだ。着替えの部屋のことを更衣室と呼ぶのが納得できる。しかし、江戸時代、民間では更衣と言わず「衣替え」と言うようになったらしい。
 
明治になって、洋服を、役人、軍人、警察官の制服と定め、夏服と冬服の衣替えの時期も設定された。近頃は着物(和服)を着る人は少なくなった。よくは知らないが、和服の衣替えには色々決まりがあるようだ。

 我が家では、その日の気温に応じて着替えをしているから、洋服ダンスの中には冬物と夏物衣料が一緒に収まっている。普段は作業着を着ることが多いので、衣替えと言う感覚はほとんどない。