かくれ里

日曜日, 6月 02, 2013

野口英世アフリカ賞





6月1日から3日まで横浜で開かれている第五回アフリカ開発会議は、5年ごとに開いているが、1993年の第1回以来日本の主導で開催されている。会議にはアフリカ各国の元首たちと、アフリカ支援を行う国や国際機関が参加している。
 
前回の会議から、アフリカでの医学研究・医療活動で、アフリカにすむ人々の保健と福祉の向上に貢献した方々を、日本政府が「野口英世アフリカ賞」と銘打って称えている。
 
授賞式はアフリカ開発会議に合わせて昨日行われた。今回はベルギーとウガンダの二人の博士が表彰された。受賞者には賞状、メダルと賞金1億円が贈られた。この賞を通じ野口英世博士の偉業が世界に再確認される。
 
野口英世は、1000円札の肖像であり、小学校の教科書にも載っているので誰でも知っているが、細菌学の研究に主に従事して数々の論文を発表し、ノーベル賞の候補に三度名前が挙がっている。黄熱病の研究中に自身も罹患し、アフリカのガーナで51歳の生涯を閉じた。