パラリンピック
パラリンピックは、障害者を対象とした世界最高峰のスポーツ競技大会で、オリンピックと同じ年に同じ場所で開催している。第二回大会は昭和39年の東京オリンピックと一緒に開催した。
パラリンピックという名称(愛称)は、日本人の発案であった。1988年のソウル大会からIOCが直接かかわる様になってパラリンピックが正式名称になった。この名称は、国際パラリンピック委員会の登録商標になった。
日本で2020年開催予定の夏季大会は16回目になるが、冬季大会は来年ロシアのソチで行われる大会が第11回目である。参加国及び参加人数は開催ごとに増えている。昨年のロンドンでの夏季大会には、164ヵ国、4310人の選手が参加したそうだ。
この競技は、障害者の社会復帰を進める目的で始まったが、近年は競技性が高まり、競技スポーツとしてもクローズアップされて、「スポーツ文化」としての理解と支援を求める声が高まっている。
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