かくれ里

木曜日, 4月 03, 2014

武器輸出三原則



武器や関連技術の海外提供を原則禁止してきた武器輸出三原則を、47年ぶりに見直して輸出が可能な様な新たな三原則が決まった。今後は一定の審査が通れば輸出が可能になる。
 
新しい三原則の名称は「防衛装備移転三原則」で、前文で「これまでの三原則は時代にそぐわないものになった」と明記している。
 
新たな三原則は、① 国連安保理事会の決議に違反する国や紛争当事国には輸出しない。② 輸出を認める場合を限定し厳格に審査する。③ 輸出は目的外使用や第三国移転について適正管理が確保される場合に限る。である。
 
 輸出を認める審査基準は「平和貢献、国際協力の積極的な推進や、日本の安全保障に資する場合に認める」。と規定しているが、何が安全保障に資するのかは政府側の裁量に委ねられる。