かくれ里

月曜日, 4月 07, 2014

縦型洗濯機が好調



パナソニックは5月25日から販売する新しいタテ型洗濯機を発表した。新型は操作パネルを従来の手前から奥に変更した。洗濯槽が手前になり水を含んで重くなった洗濯物をとりやすくしたとPRしている。
 
タテ型の全自動洗濯機は1980年代に広く普及し、様々な機能が加わり進化していった。2000年代に入り、少ない水で衣類をたたき洗いするドラム式が各社から売り出された。ドラム式は、乾燥でフワフワに仕上がる特徴がある。
 
しかし、昨年あたりからドラム式の売れ行きが伸び悩んでいる。インターネットサイトの影響で実売価格も下がっている。一方タテ型は好調だ。日本人は天日干しを好む人が多い。乾燥機能にこだわらなければ省スペースなタテ型が選ばれやすい点が背景にあるようだ。
 
余談だが、洗濯機が三種の神器と言われたころは、三洋電気の噴流式が良く売れた。この頃の洗濯機にはハンドル式の搾り機がついていた。その三洋の洗濯機だが、現在は中国のハイアールが引き継いで製造販売している。