かくれ里

金曜日, 8月 08, 2014

ソ蓮対日宣戦布告



ソ連軍が日本に対して宣戦布告を行ったのは、1945年8月8日で、攻撃は9日午前0時を以って開始され、満州国や日本領樺太に侵攻し、関東軍の陣地要塞を次々と攻略した。
 
関東軍はゲリラ戦で対応し、本土からの増援部隊を待ったが、15日の玉音放送を迎え、大本営からの戦闘停止命令を受け、戦闘行動を中止しソ連軍に降伏した。しかし、通信事情が悪く一部地域においては8月末頃まで戦闘が続けられた。
 
アメリカ政府からの抗議を受けながらも、終戦後もソ連軍は侵攻を続けた。8月18日以降新たに千島列島でも戦闘が開始された。ソ連は最終目標の北海道占領こそできなかったが、千島列島と樺太及び歯舞諸島及び色丹島を占領した。
 
ソ連軍の侵攻は、日本人居住民にとっても災難だった。居留民は、中国や朝鮮へと避難した。この時の模様は映画やドラマをみてよく理解している。それにしても、ソ連は火事場泥棒の様な事をしたものだ。