かくれ里

木曜日, 9月 11, 2014

デング熱



 
東京代々木公園一体で発生しているデング熱が話題になっている。先日はエボラ出血熱について書いたが、この病気はエボラほど恐ろしい病気ではなさそうだ。日本で見つかったのは今回が初めてだが、世界中では毎年5千万人から1億人程の感染者が出ているそうだ。
 
そのうち、80%ほどの人は感染しても無症状で、15%程度が軽い風の様な症状が出るだけでしばらくすると全快してしまうと言う。
 
問題は後の5%で、重症化すると出血が起こって、まれに死亡する事例もあるようだ。このデング出血熱にかかると、症状はエボラ出血熱に似ていて、身体中の血が噴き出してしまうような激烈な症状になるらしい。
 
 この病気は蚊が媒介するだけで人から人には感染しない。現在患者数は100名程度だが、実際にはかなりの人が代々木公園で蚊に刺されていると思うが、全く異常なく生活している人もあるだろう。保菌者と判明した人は専門的な検査によって発見したのだろう。正直、ちょっと騒ぎ過ぎのように思われる。