かくれ里

月曜日, 9月 08, 2014

崩壊前夜の北朝鮮


今、北朝鮮で何が起こっているのだろうか。従来中国は北朝鮮に、石油50万トン、食料10万トン、化学肥料などを無償で提供していたがそれをやめた。中国は北朝鮮を兵糧攻めにし始めた為に、北朝鮮経済は干しあがった。
 
背に腹を変えられなくなった北朝鮮は、最後の手段として日本に経済援助を求めてきた。日本に対して、拉致被害者の全面調査を約束した。これまで解決済みと言っていたのと大違いだ。その上で、日本からはまだ戦後賠償金を貰っていないのでそれを支払えと言っているそうだ。
 
不思議なのは、これまで中国がミサイル発射や核実験の中止を要請していたのに北朝鮮は無視して来た。それなのに多額の援助をしてきたのはなぜだろうか。
 
 それについてある評論家が、中国は、軍部と党中央の間で抜き差しならない反目があって、党中央は軍部への遠慮があったからだが、ここに来て集近平政権が軍部の実権を取り上げることに成功したからだと言っている。最近の北朝鮮の動きは崩壊前の東ドイツに似てきた。日本は北朝鮮の崩壊に備えた準備が必要になってきたようだ。