かくれ里

土曜日, 9月 20, 2014

調査捕鯨



日本の調査捕鯨は、南極海と北西太平洋で例年二回実施している。45億から50億円規模の調査費は、水産庁所管の財団法人「日本鯨類研究所」が、鯨肉販売の収益で賄っている。
 
調査捕鯨は、1982年の国際捕鯨委員会の総会で商業捕鯨が禁止されたことに伴う代替措置として認められたものだが、捕鯨国は、調査の名を借りて実質捕鯨を行っており、反捕鯨国は、調査だけを実施させる積りだった為いざこざが絶えない。
 
南極海の調査捕鯨に対し、グリンピースやシェパードの捕鯨妨害活動がエスカレートしているが、今年3月の国際司法裁判所の判決では「南極海の調査捕鯨の中止」を求める判決が下されている。
 
今は、鯨肉は高級食材だが、そんなに旨いものではない。昔は肉と言えば鯨肉だけだった。学校給食にも出た。今の時代鯨肉が無くても生活できる。個人的な意見だが、調査捕鯨は中止すべきではないだろうか。