かくれ里

火曜日, 9月 16, 2014

スコットランドの独立運動



今から300年前にスコットランドとイングランドが合併した。実質はイングランドの吸収合併で首都はロンドンに置かれ王様はイングランド出身者がなった。スコットランドもかっては王国だった。
 
スコットランドの人口は530万人ぐらいでイギリス全体の1割に満たない。元首都だったエジンバラより北は不毛の土地だ。イメージは日本の北海道に似ているが、北海道全体を草原にしたような土地柄だ。
 
スコットランドには北海油田があってイギリスのドル箱になっている。この度の独立運動が起こったのはこの利権をめぐってのことだ。スコットランドはこの利権がイングランドに吸い上げられておこぼれしかしか来ないことに不満を持っている。
 
9月18日には国民投票で、独立の可否が決まる。これまでは誰もが独立は否決されるだろうと予測していた。しかし、最新の世論調査では独立賛成が51%、反対が49%に拮抗している。18日の投票の結果に注目だ。