かくれ里

日曜日, 9月 14, 2014

住吉大社の社殿


我が地元の住吉大社は、「すみよっさん」と呼ばれ親しまれている。初詣には沢山の参拝者で賑わう。しかし住吉大社の歴史については殆ど知らない。最近、本棚の 原色日本の美術 の本に住吉大社の社殿の空中写真があった。(添付画像)
 
本文によると、社殿は住吉造で4棟が並び、いずれも国宝に指定されている。東から第一本宮、第二本宮、第三本宮と西向きに並び、第三本宮の南隣に、第四本宮が西向きに建っている。第一宮から第三宮には海の神として信仰される男神が、第四宮には神功皇后が祀られている。
 
住吉大社は、式年遷宮の伝統を維持している。但し伊勢神宮のように全面的な改築を行う遷宮は1810年を最後に行われていない。現在は30年おきに神体を仮殿に移して大規模な修理を行う。
 
僕は、初詣以外にも、時々「すみよっさん」に行くことがあるが、社殿をじっくり見ることはなかった。四棟はすべて同じ寸法の造りであって、屋根の上の堅魚木(かつおぎ)の数は5本であるが、千木(ちぎ)は第一宮から第三宮は外削ぎ、女神を祀る第四宮は内削ぎになっていると書いてあった。今度訪れた時にはそのあたりを確認しよう。