かくれ里

月曜日, 9月 22, 2014

万葉集と萩の花


長居植物園の萩の花は今が見ごろだ。「万葉のみち」付近にも沢山咲いていた。
 
万葉集にも萩の花はうたわれている。昨日貰った資料では、次の歌が紹介されていた。「恋しくは形見にせよとわが背子が植ゑし秋萩 花咲きにけり」作者未詳 (巻十.2119、秋雑歌)。この歌の解説は、「形見」は、離れてある人や亡き人を思うよすがとするもの。ここは前者。その「秋萩」が咲いたのは、優しい反面、逢えるあてもないということでもあって・・・。とある。
 
やはり万葉集は難しい。それでも、万葉集の歌を何首か知っている。まあ~、あんまり肩ぐるしく思わずに万葉集と付き合ってみよう。