かくれ里

土曜日, 8月 30, 2014

エボラ出血熱



アフリカで大流行しているエボラ出血熱は、ウィルス性の感染症で、致死率は最高で90%と恐ろしい病気だ。発熱、頭痛、筋肉痛などに始まり、症状が進むと、嘔吐、下痢、発疹が出て消化器官などの出血が出れば死に至る可能性が高くなる。
 
現時点では治療法がなく、対処療法のみしかできない。WHOは非常事態宣言を出した。感染した患者の治療もだが、これ以上の感染拡大の予防と、病気に関する正しい知識の普及が急がれる。
 
予防のためには、十分な手洗いを実践し、患者が触れた可能性のある物品には触れないようにすることが重要。WHOは早期の診断と感染者の隔離をし、厳格な感染コントロールをすることで、エボラウィルスの封じ込めが可能と言っている。
 
ところで、この病気が日本国内で流行する心配はないのだろうか?。流行地域がアフリカに限定されているので、日本人旅行者が現地で感染するリスクは低い。日本国内の医療体制などを考慮して、日本国内で流行する可能性は殆どないだろうと言われている。