かくれ里

土曜日, 2月 14, 2015

オオイヌノフグリ



早春の野山を歩いていてこの花に出会うとホッとする。知らず知らずにカメラを向けている自分がある。それほどまでに日本の自然によく溶け込んだ花である。
 
この花は地中海原産の帰化植物だが、日本の自然によくなじんでいる。在来種にイヌノフグリがあるようだが見たことがない。昔は普通に見られたのだろうが同じような環境を好む外来種に席巻されたのだろう。
 
資料によると在来種のイヌノフグリの花は淡い紅紫色でオオイヌノフグリよりひと回り小さい。
 
 
イヌノフグリとは、犬の睾丸の事で、果実の形が似ていることからつけられたらしい。オオイヌノフグリの果実もよく似ているが在来種のイヌノフグリの果実を見るとさらに納得できるそうだ。