かくれ里

月曜日, 3月 23, 2015

アジアインフラ投資銀行



アジアインフラ投資銀行は、中国政府がアジアの発展途上国を支援するとして設立を提唱しアジア諸国とイギリスやドイツなどG7(先進7か国)のうち4か国が参加を表明している。
 
日本政府は、日本とアメリカが中心となって運営してきたアジア開発銀行との役割分担や中国以外の参加国の意思が明確になっていないなどとして日本としては参加に慎重であるとしているようだ。
 
政府内では「インフラ輸出を推進するためにも参加した方が良いのでは」、「公正な運営の実現の為に参加を検討すべきだ」との声もあるようだが、アメリカとの情報交換をするなどの調整が行われる見通しだ。
 
だが、設立については批判的な意見も聞かれる。既にアジア開発銀行と言うものがありながら何故敢えて必要なのか。中国がええ恰好をしたいだけの組織ではないのかと。中国はアジア開発銀行の主な融資先であるのだ。他国に貸す金があるなら借り入れをやめるべきだとも言っている。