放送開始90年
今年は、日本でラジオ放送が開始されてから90周年目になる節目の年だ。テレビの放送が始まってからは62年になる。僕はこの頃からラジオ・テレビ関係の仕事に携わっていた。就職した店の主力商品はラジオ受信機だった。店の屋号も〇〇ラジオ店だった。
この頃のテレビ放送はNHK1局だけで、放送時間も1日数時間しかやってなかった。受像機は輸入品のシャーシーを国産のキャビネットに入れて出荷していたようだった。暫くしてから純国産品が売り出されだした。しかし、一般の家庭で簡単に手の出る価格ではなかった。
やがてテレビ受像機はカラーになり各家庭に普及していった。そして現在は薄型デジタルテレビになった。放送する側も、地上放送・衛星放送ともに進化している。ケーブル放送や衛星による有料放送もあって視聴者の選択肢は多岐にわたる。
さらに、最近ではインターネットによるテレビ放送等もあって、これから先が読めない。2020年に日本でオリンピックが開催される頃は一体どうなっているのだろうか。
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