筑前煮
趣味で料理を作ることがある。レシピは様々。冷蔵庫の中にある食材で自分の口に合った味に調理する。盛り付けや体裁は気にしない。昨日は冷蔵庫に水煮の筍、椎茸、竹輪、人参などが残っていた。冷凍してあった鶏肉を戻して筑前煮を作ることにした。
鍋にごま油を入れ鶏肉を炒める。一口大に切った他の材料も一緒に炒める。全体に油が回ったら出汁を入れ、塩、砂糖、酒を適量加えて弱火で10分ほど煮る。次に醤油、味醂を同量加え、煮汁が少なくなるまで煮る。
一般的に「筑前煮」は九州以外での呼称である。筑前地方ではこの料理を「がめ煮」と名付けて、正月料理や祝いの席で食されていて地元では欠かせない味になっている。総務省の家計調査では、鶏肉と牛蒡の消費量は福岡市が全国一になっており「がめ煮」に使うことが影響していると考えられている。
昨夜の夕食で食べた。一応自分好みの味に仕上がっていた。今回は牛蒡がなかったが、次に炊く時は加えようと考えている。
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