かくれ里

火曜日, 3月 24, 2015

韓国大統領、苦渋の選択


韓国のパク・クネ大統領が、アメリカと中国の板挟みになって苦渋の選択を迫られている。中国からはアジアインフラ投資銀行への参加を再三求められているが先延ばししてきている。
 
一方、アメリカが北朝鮮からのミサイル攻撃に備えるために韓国への配備を検討している「迎撃ミサイルシステム」の受け入れについてである。これには中国が強く反対している。
 
韓国としては、同盟国であるアメリカとの関係は崩したくない。中国との結びつけを強めている現在、中国も怒らせたくない。あちらを立てればこちらが立たず難しい選択だ。
 
両方を立てられればいいのだが、そんなに簡単な問題ではなさそうだ。日韓関係の行方にも何らかの影響があると思う。韓国政府の判断を注目していよう。