かくれ里

木曜日, 7月 23, 2015

中国のガス田開発を巡る問題



この問題は7年前に日中が共同開発することで合意してはじめられたが、尖閣諸島がらみで中断していた。ところが、中国は単独で開発を進め12機の建造物を建設していることが分かり外務省がホームペジで公表した。これに対して中国外務省は日本の写真公開を批判するコメントを出した。
 
菅官房長官は「指摘はまったく当たらない。建設的な問題解決を期待したい」と述べて、中国の東シナ海での権益強化を「極めて遺憾だと」猛批判した。放置すれば日本の資源が奪われる恐れがある。加えてプラットホーム上にミサイル発射装置などを配備されるかもしれない。
 
安倍内閣はこれまで、この問題を中国側に強く抗議していたが、中国側は交渉には応じず、建設を加速させ続けていたので、中国に自制を促す為に情報公開に踏み切った。
 
現在国会では、安保関連法案が審議されている。国民に日本を取り巻く安全保障環境の大きな変化の理解を促すためにも情報公開は意味があるのだろう。