粉飾決算
東芝は1500億円の利益を水増しする粉飾決算があったとして大揺れに揺れている。粉飾決算はレッキとした犯罪である。経営責任者9人が引責辞任した。
過去には、カネボウが2000億円、オリンパスが1000億円の粉飾決算が立件され、経営陣が次々と逮捕されている。しかし、東芝の場合は会計処理上の問題で、赤字隠しが目的でない。指示や共謀が明確でなく事件化は難しいと言っている。
株式市場では、今回の様な利益を多めに見積もるという粉飾決算はルール違反であり場合によっては上場廃止という措置がとられる可能性もある。2004年には西武鉄道が東証から上場廃止を言い渡された例がある。
しかし、東証もあまりに悪質でない場合は上場廃止の措置は取っていない。東芝は非常に大きな企業であり、今後の動向が日本経済に打撃を与える可能性があるので、いきなり上場廃止という可能性は低いだろうと言われている。
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