かくれ里

火曜日, 8月 18, 2015

桜島



桜島は、約2万6千年前 鹿児島湾内の海底火山として活動を開始した。地質学的には比較的新しい火山である。これまで頻繁に爆発を繰り返していて、現在もなお活発な活動を続けている。           

以前は文字通り島だったが、大正3年の噴火で鹿児島県大隅半島と陸続きになった。海のなかにそびえる山容は異彩を放っており、観光地としても有名だ。
 
明治以前2万人以上いた住民も,大正大噴火の影響によって現在は5000人程になっている。今年8月に入ってから火山性地震が頻繁に起き、15日には1000回を越えた。気象庁は噴火の規模が大きくなる可能性が高まったとの判断をしている。
 
現在、噴火警戒レベル4の噴火警報が出され、一部の住民は避難している。火山噴火の直前予測はとても難しく、避難した人たちは、しばらくは避難を続けることになりそうだ。