かくれ里

日曜日, 8月 09, 2015

国体護持



普段はあまり聞くことがないが、終戦日が近づくと「国体護持」という言葉をよく耳にする。日本が太平洋戦争の和平に最後までこだわった皇室の存続についてのことである。
 
ある歴史本によると、日本政府は国体護持を条件にポツダム宣言を受諾したと書かれているが、別の本では、連合国側はあくまでも無条件降伏を崩さず、アメリカは戦争の早期解決とソ連への牽制の為に原爆投下を行ったと書いてあった。
 
昭和20年8月15日の昭和天皇の玉音放送までの一週間は先日の歴史秘話にも書いたが、大変なドラマがあったようだ。この間のいきさつは昭和42年に公開された映画「日本の一番長い日」に描かれているが、残念ながらこの映画は見ていない。
 
「半藤一利」原作のこの作品が「原田真人」監督により再び映画化された。戦後70年にあたる今年8月8日から全国公開されている。主要人物は、役所広司、本木雅弘、山崎努、等が演じている。この映画、チャンスがあれば是非観たいと思っている。