かくれ里

火曜日, 4月 12, 2016

ペルー大統領選挙



任期満了に伴う南米ペルーの大統領選挙が10日行われ、日系3世のケイコ・フジモリ氏が首位になったが過半数に達せず、2位の候補者と6月に決選投票が行われて決まるようだ。
 
ケイコ・ブジモリ氏は、1990年から10年間ペルーの大統領を務めたアルベルト・フジモリ氏の長女で40歳。父親譲りの強いリーダーシップをアピールして支持を広げている。
 
僕がアルベルト・フジモリ氏の名前を知ったのは、1996年に起きた、ペルーの日本大使館に革命組織のメンバ-が侵入し大勢の人質がとられた事件だ。結果、一か月後に人質は全員解放された。この事件で日本での彼への注目度は高まった。
 
ペルーは南米西部に位置する共和制国家である。古代文明が栄えたインカ帝国の中心地だったが、スペインに征服され植民地時代が長かった。その後、何度もの政変があって現在に至っている。人口は凡そ3千万人で首都はリマ。公用語はスペイン語他。