かくれ里

金曜日, 4月 08, 2016

タックスヘイブン



パナマの法律事務所から漏洩した機密ファイルが大問題になっている。「パナマ文書」と呼ばれるこの文書は、タックスヘイブン(課税回避地)であるパナマでの過去40年間にわたる膨大な税務情報だ。
 
その情報量たるや2600ギガバイトのすごい量だ。14000の金融機関と21万社の税務情報が掲載されているという。名前よくの知られている世界中の政治家や著名人の名前が載っているそうだ。
 
現役ではロシアのプーチン大統領の側近。中国の集近平主席の親族。イギリスのキャメロン首相の父親等、世界中の政治家等の名前があがっている。日本の企業の名前は10社しかない。しかしこれは対岸の火事ではないのだろう。
 
タックスヘイブンを活用して資産を運用することは、ルールを守れば問題はないとの意見もあるが、マネーの流れが想像も出来ないほどの巨額であるにも関わらず、プライバシーなどの理由などから市民に公表されていない。世界中の一般の市民は知るべきだと言っている。