かくれ里

水曜日, 3月 15, 2017

ヨーロッパ情勢


安倍首相は19日からドイツ、フランス、イタリアの3か国を訪問する。各国で首脳会談を行い国際社会が直面する課題について意見交換する積りのようだ。アメリカのトランプ政権と亀裂が生じた難民問題などでは、米政権の立場を伝える考えだ。
 
5月のG7首脳会議で議長国をつとめるイタリアのジェンティローニ首相らとは、トランプ政権発足などで保護主義が広がっていることに対し、自由貿易体制の堅持を確認する見通しだ。
 
フランスでは4月23日に大統領選挙が行われる。極右政党、国民戦線を率いるマリーヌ・ル・ペン女史が最有力候補との評判だが、現在の各候補の勢いから、一回目の投票では決まらないだろうと言われている。
 
  ドイツでも9月に連邦議会選挙が行われる。オランダでは、今日3月15日に総選挙が行われている。こちらも極右政党の自由党がイギリスのEU離脱とアメリカのトランプ旋風に乗って議席を大幅に増やす見通しだ。一方与党は議席を大幅に減らす可能性があるようだ。