かくれ里

金曜日, 4月 07, 2017

テスラの実力は本物か


一か月ほど前このブログにアメリカの天才起業家イーロン・マスクのことを書いたが、彼がCEO兼会長の「テスラモーターズ」の時価総額が、フォードや日産を抜いたそうだ。しかし、販売台数は極端に少ない。そのテスラがなぜフォードや日産を抜き去るレベルに達したのかだ。
 
テスラモーターズは、創業当初から電気自動車のみを製造販売している。新興メーカーだが、電気自動車に関しては抜きんでた技術力を持っている。電気自動車に関わる特許の申請も多い。
 
テスラブランドはアメリカの富裕層に圧倒的に強い。テスラの電気自動車の保有者は富裕層全般に広がっている。以前、トヨタのプリウスが、環境保護のイメージの良さからセレブ達に買われたこともあったが、その座はテスラに奪われた。
 
ところで、日産自動車はこれまで電気自動車に力を入れてきた。その日産が、新興のメーカーに時価総額で抜き去られたのだ。テスラが日産を抜いたのは結局のところ、イメージが先行しているだけかもしれない。株式市場での時価総額日本円で5兆4千億円には、実態が追い付いてくるかどうかとの見方もあるようだ。