かくれ里

火曜日, 6月 06, 2017

公園の枇杷



当店のワークエリアには多くの公園がある。その時々の気分で公園の樹木のスナップをしている。西成のとある公園には樹高3mほどの枇杷の木が1本だけ植わっている。何年か前に誰かが種をまいたのか知れない。
 
一か月ほど前に横を通ったら直径2㎝位の実が沢山ついていた。色は黄緑色だった。今日その公園に立ち寄ってみたら添付写真のように色づいていた。しかし誰も手入れをしていないようで、最終的には小鳥の餌になるのだろうか。
 
枇杷はバラ科の常緑高木で、多くは果樹として栽培されている。一口大の甘い実がなり、実の中に大きな種を一つ持つ。ビワの語源は、葉っぱが楽器の琵琶に似ているからだ。
 
鹿児島県、長崎県などの温暖な気候の土地で多く栽培されているが、近年の食の多様化に加え農家の高齢化等もあって、収穫量は減り気味だ。近年はビニールハウスなどでの促成栽培もおこなわれているようだ。