勤労感謝の日
今日11月23日は「勤労感謝の日」。1948年(昭和23年)に交公布・施行された国民の祝日の一つである。その趣旨は、「勤労をたっとび、生産を祝い、国民たがいに感謝しあうこと」としている。
戦前は、収穫物に感謝する大事な行事として飛鳥時代に始まった新嘗祭(にいなめさい)が、GHQの占領政策によって天皇行事・国事行事から切り離される形で改められたものだ。
秋の収穫は、朝廷ばかりか民間でも昔から祝われていた。実りへの感謝は日本の歴史の中に連綿と継承されてきている。豊食の時代になったが、この祝日が制定されたころの食料事情は如何だったのか。
祝日法の制定から今年で70回目になる。しかし、国民が互いに感謝しあうという美風は今でも生きているだろうか。誰もが互いに感謝しあえるような世の中でありたいものだ。
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