かくれ里

土曜日, 11月 25, 2017

テロ支援国家


アメリカ合衆国政府がテロ行為を行っている等としてブラックリストに指定されている国は、シリア、イラン、スーダンだが、トランプ大統領は11月20日北朝鮮に対し、テロ支援国家の再指定の実施を発表した。
 
北朝鮮へのテロ支援国家の指定は、1987年の大韓航空爆破事件を受けて指定していたが、2007年に解除していた。9年ぶりの指定になるが、トランプ氏としては自分の本気度をアピールしたいのだろう。
 
北朝鮮に対してアメリカは、すでに多くの制裁を科している。しかし制裁の直接的な効果より、北朝鮮を無法国家と位置付けて圧力を最大限に強化しようという意味合いが大きいのだろう。
 
安倍総理は、トランプ大統領が再指定を発表した直後、北朝鮮に対する圧力を強化するものとして歓迎し、支持すると表明した。日本政府は「こんな無法な国に核を持たせていいのかという強いメッセージになる」と、北朝鮮への圧力を強めて行くことにしている。