かくれ里

日曜日, 12月 24, 2017

腸の健康



先週の健康ライフのテーマは「老いに負けない腸を作る」だった。歳を重ねると心身の衰えと同時に腸も衰える。腸の健康は全身の健康に関係する。老いに負けない腸を作るためのノウハウを語ってくれた一週間だった。担当は消化器内科医の松生恒夫先生だ。

1960年代には腸の疾患は少なかった。しかし最近は大腸がんやクローン病などが急激に増えている。原因はいろいろあるが食事因子に関するものが大きい。人々の腸が、急激な洋風化に着いていけなくなったのだろう。1960年代に日本人が食べていた食事を見直す必要があるのではなかろうか。
 
それには、一日一回は一汁三菜の食事を摂るように心がけることだ。具体的には、①食物繊維を含んだ食品を多く摂ること。②植物性の乳酸菌の摂取量は多いほどいい。③できるだけ不飽和性の脂肪を取るように心がける。
 
腸の健康は運動とも関係がある。一日30分ぐらい歩くことがお勧めだ。お腹を冷やすことは良くないので腹巻の着用が効果的だ。ストレスも禁物で規則正しい生活を心がけることだ。