かくれ里

木曜日, 5月 03, 2018

電波漏洩対策に関する講習会


今年の年末から4K・8Kの放送が始まるが、適切な衛星放送用の受信設備を用いなければ受信できない。しかし問題はそれだけではない。放送電波が漏洩して他の無線局への影響が懸念されている。そのため国は総務省主催の4K・8K放送に関する技術講習会を実施するようだ。
 
 組合本部から講習会の申込書が届いた。案内によると、5月下旬から全国160ヵ所で順次実施するそうだ。講習は2時間前後で、電波漏洩対策と助成金の申請と実施報告までの説明とのことだ。
 
 「新4K・8K衛星放送」は、BS・110°CS左旋偏波も利用するが、この中間周波数が電波障害を起こす。そのために対策済の機器に取り替える必要があるそうだ。アンテナを取り替えたのに対策を講じなければ、無線LANの通信速度が低下することがある。また電子レンジの使用によってテレビの受信不良が生じることがある。
 
 国はこの対策にどれだけの予算を組んでいるのか知らないが、我々にはどの程度の助成金が用意されているのだろうか。それを受けるためにはかなりの労力がいるのではないのだろうか。