一汁一菜
料理研究家の土井善晴さんが、毎日の料理をラクにする方法として『一汁一菜でよいという提案』という本を書いて出版されていた。アマゾンに頼んでおいたら今日届いた。
一汁一菜とは、ご飯を中心として、汁(みそ汁)と菜(おかず)それぞれ一品を合わせた和食の原点ともいえる食スタイルのことだ。昔の庶民の暮らしでは、みそ汁、ごはん、漬物だけで一汁一菜の型を担っていた。
あまり型にこだわらずとも、ごはんと具たくさんのみそ汁があれば一汁一菜になる。おかずをわざわざ考えなくても、みそ汁を具沢山にすればそれで充分だ。
日本人はずっとこのような食生活を続けてきたのだから、毎日三回ずっと食べ続けたとしても元気で健康でいられるはずだ。「一汁一菜は家庭料理の研究の末に行きついた食事スタイルだ」と、土井善晴さんは書いておられる。
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