FPD部材関連メーカーの設備計画
中國企業の新工場建設などにより、大型パネル向け部材は好調に推移しており、日本の偏光板などフイルムメーカーや関連部材メーカーは昨年夏ごろから工場のフル稼働が続いている。
FPD(フラットパネルディスプレイ)各社が、有機EL及び10.5G液晶パネルの新工場を整備していることを受けて、関連する装置・部材も拡大する生産面積に応じたニーズに対応すべく、供給体制を整えようとしている。
しかし、FPD材料は面積での商売のため、部材需要を牽引するのはテレビ用の大型パネルだ。10.5Gパネルからは65インチパネルの8枚取りが出来る。このためフイルムメーカーは広幅フイルムプロセスの導入を進めている。
世界トップクラスの偏光板メーカーの日東電工が中国メーカーに技術支援提携計画を締結した。中国における液晶テレビ向けの大型偏光板の拡大に対応するためで、他のフイルムメーカーも投資を決定したようだ。
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