かくれ里

火曜日, 4月 23, 2019

これからの政局


 安倍総理は外国訪問中だが、日本の政局は大きく動き出しそうだ。昨日は萩生田氏がアドバルーンをあげたと書いたが、野党間の動きも騒々しくなってきた。
 
 国民民主党と自由党が合流を模索しているようだ。国会議員58人の国民民主党と6人の自由党だが、共に党勢が低迷している。そこで、安倍政権を倒すため野党が大同団結するきっかけになればと、玉木代表と小沢代表の間で合流を目指すことで話を進めている。
 
 両党は、元を辿れば民主党から分裂したものだ。民主党が分裂してから7年になるが、その後も数々の政党が登場した。平成の時代にはかなりの数の政党が出来ては消えた。小沢氏は、自民党離党後、7つの党を率いるなど、数々の離合集散を繰り返してきた。
 
 当選17回を誇るキャリアに、国民民主党内には警戒心が根強く、話がまとまるか破談になるか今のところわからない。しかし、両党が合流することで、野党全体が攻勢に転じることが出来るかどうかだろう。