かくれ里

火曜日, 4月 16, 2019

色々な忖度


塚田一郎国土交通副大臣が、安倍首相と麻生大臣の意向を忖度したとする自身の発言から辞任に至った。忖度とは「他人の心をおしはかること」と辞書に書かれてあるが彼の発言は、軽率だった。
 
 時期的に、統一地方選挙への悪影響のこともあって、副大臣に居座っては、安倍内閣の支持率低下をもたらしかねず、夏の参議院選への悪影響も考慮しての辞任はやむをえないだろう。
 
 忖度という言葉は、森友学園問題から有名になったが、文書改ざん問題の責任者として国会答弁に立った佐川宣寿氏は、首相官邸に対する自身の忖度を一切認めなかった。その後、彼は国税長官に抜擢されている。
 
 近年、すっかり悪いイメージがついてしまった忖度という言葉だが、世渡りの上では必要なスキルだ。意図や指示を汲んで動いてくれる部下は上司にとってはありがたい。仕事の能率アップにつながることが多い。この種の生産性をもたらす忖度は良い忖度といえるだろう。