かくれ里

金曜日, 4月 12, 2019

新紙幣の発行


政府は5年後の2024年に紙幣のデザインを刷新すると発表した。前回は2年前の発表なのに今回はなぜこんなに早いのか疑問を持たれている人もあるようだ。
 
 新元号を記念しての発表とのこともあろうが、高齢者のタンス預金を減らしていく狙いもあると見る向きもある。いずれ旧札も失効する時が来るのではないのだろうか。しかし、そんなに急ぐ必要もないだろう。
 
 新紙幣発行のニュースがあったのは9日だった。新しい1万円札には渋沢栄一、5千円札には津田梅子、千円札には北里柴三郎の3人が採用されている。最新の偽造防止技術を紙幣に反映させる狙いがあるようだ。
 
 余談だが、お札は日銀券と呼び、国立印刷局が製造し日銀に納入する。日銀は、製造費用(1万円札で20円程度)を払って受け取ることになっている。しかし、今回の発表では日銀総裁の顔は見られなかった。