かくれ里

金曜日, 11月 29, 2019

イチョウ(銀杏)


  11月29日の誕生日の花はイチョウだ。数日前に通った泉北1号線沿いのイチョウ並木は見事に黄葉していた。御堂筋のイチョウ並木は大阪を象徴する歴史的景観として平成12年度の「大阪市指定文化財」に指定されている。
 
 御堂筋沿いには、イチョウ並木が1000本近くあるが、ギンナンのなる雌樹は250本程あるそうだ。近年、御堂筋のイチョウは、光のルネッサンスや御堂筋オープンフェスタ等のイベントで活用されている。
 
 イチョウの木は成長すると30mもの高木になる。雄木と雌木があって、雌花は花後に種子をつける。秋になるとオレンジ色に熟して落ち、悪臭を放つ。
 
 原産国は中国の様だが、日本に渡来したのは平安時代後半か室町時代ではないかと言われている。イチョウを読んだ与謝野晶子の詩歌は有名だ。「金色の ちひさき鳥の かたちして 銀杏ちるなり 夕日の丘に」。芭蕉の句も有名だが僕は知らない。