かくれ里

木曜日, 6月 04, 2020

民度のレベル


参議院の財政金融委員会での質問に対し、麻生財務大臣が、「日本の新型コロナウイルスによる死者の数が諸外国と比べて少ないのは、国民の民度のレベルが違うからだ」と話したのが話題になっている。

麻生大臣は、「『お前らだけ、なんか薬を持っているのか』といわれることが多いが、そんな質問に対しては、『おたくと、うちの国とは国民の民度のレベルが違うんだ』と言ってやると、皆絶句して黙る」と答弁した。

麻生大臣はこのように述べた上で、日本の死者が少なかったのは、“日本が島国のため連帯意識が強く、政府の要請に対して国民が協調してくれた結果”、との考えを示した。

その上で、「暴動も起きず結果として良かった」としているが、麻生大臣のこの発言は他国の国民性を軽んじているとの批判もあるようだ。