かくれ里

水曜日, 10月 14, 2020

ジオパーク

 

ユネスコが認定している、国際的に価値のある地質遺産を保護することを目的に活動している組織を「ユネスコ世界ジオパーク」という。世界中で、44ヵ国・161か所を認定している。

   日本においても、日本ジオパーク委員会が認定した「日本ジオパーク」がある。現在、日本国内には、43地域が認定されているが、そのうちの9地域は「ユネスコ世界ジオパーク」からも認定を受けている。

   ジオパークとは、地球(ジオ・Geo)と公園(パーク・Park)を組み合わせた言葉だ。「大地の公園」を意味し、地球を学び、楽しむことができる場所を言うそうだ。

ジオパークは地球活動が生み出した地形や地質だけでなく、目で見てわかる美しい景色、耳で聞く鳥たちのさえずり、香りでわかるその土地の雰囲気、舌で味わう地元のおいしい料理など、自分の五感をフルに活用し、ジオパークのすばらしさを味わってほしいと日本ジオパーク委員会のスポークスマンは語っている。