かくれ里

月曜日, 1月 01, 2007

迎春

 一年の計は元旦にありと言うが、この年齢になると余り欲もなくなった。 数年前なら、「今年の売上げ目標は前年比何%UPにしよう。それにはどうすれば達成できるかだろうか。」等々思い巡らしてメモを取ったりしていたが、結果的にはいつも計画倒れに終わっている。

 「世の中は大きく様変わりした」と昨日書いたが、この大きな流れはどうあがいても止めようがない。流れに逆らえば粉々になって潰されてしまうだろう。かといって、大河に乗り出す勇気も力もない。流れの緩やかなところに小舟を浮かべ、ゆっくり下流に向って進むしかないだろう。

 途中にわんどでもあれば、そこに生息する魚を戴くのもよいだろう。大きく羽ばたくことは出来ないが、何とか生き延びることは出来るであろう。何事もなく健康で過ごすことが出来れば他に望むことはない。

 暦によると、「本年の運気は低下し、前途に対する不安や心配事も出て苦難の多い年になります。万事大きな計画は控えて明るく上手に困難を乗り切る賢さが求められます。」と書かれてある。今年の自分の運勢はあまり良くないらしい。2007年は充電の年にしよう。